ウィンドウズ開発統括部

日本のウィンドウズ開発統括部です。

  Blog ホーム :: ホーム :: 連絡をする :: RSS  :: ATOM :: ログイン
投稿数  143  :: 記事 0 :: コメント 256 :: トラックバック 154

注意事項

当サイトの使用条件、コミュニティ利用規定または eXConn 削除規定に反する内容と判断されるコメントやトラックバックは、事前のお知らせなしに削除させていただく場合があります。ご了承ください。

投稿カテゴリ

アーカイブ

イメージギャラリ

引き続き、2日目の午後のセッションである 「Advanced Cross-Browser Layout with Internet Explorer 8」 について紹介します。

(実は、この Blog 記事を書くのは2回目なのです。1回目書き終わって、Post したらホテルの回線が落ちていて、画面が真っ白に。戻るボタンで戻っても、時間切れということで、フォームに入力した内容は復旧できず。。。バックアップはこまめに取る必要があることを痛感しました。あまりにもショックだったので、お風呂に入ってリフレッシュして再度書いてます。)

Speaker の Scott Dickens はどこかで見たことあるなーと思ったら、HandsOnLab でスタッフとしていました。Developer Tools の質問をした時にすごく丁寧に教えてくれたので、顔を覚えてました。

その前に、2日目はランチの後、基調講演があって、SteveB と Guy Kawasaki さんのコントみたいなトークがありました。これはどこかでライブされると思うのですが、IE と Firefox について Guy Kawasaki さんが SteveB に話しかけたが、Vista の話の時のようにちょっとはぐらかされた感じだった。しかし、ブラウザーには投資しているとはっきり SteveB の口から発せられたし、よく皆さんから質問される、Mac 用の IE はもう作らないのか?という質問にも、それよりも新しいことをやる必要があると、今後の方向性について答えを言っていた。

Guy Kawasaki と SteveB の講演

さて、この基調講演のあと、2日目最後の IE8 のセッション 「Advanced Cross-Browser Layout with IE8」 になります。

このセッションの目的は次の 3 つ。

  • 新しい Layout エンジンについてとその能力についての紹介
  • IE8 がいかに Web 標準に準拠してリリースされるか?ということの説明
  • version targeting の紹介とそれをサイトの互換性のために役立てる方法の説明

Investment in Layout

Trident として知られている MSHTML は IE の HTML Parsing とレンダリングの中心コンポーネントです。DHTML とも連動して、HTML ダイアログなどもハンドルします。で、Layout にて特筆すべきなのは、次の 3 点。

  • Great typographic foundation
    • Line Breaking : 禁則文字の Breaking、ハイフネーション、Compression による Breaking
    • ルビのレイアウトのサポート
    • horizontal-in-vertical layout
    • 数式レイアウトのサポート (TEX の math レイアウトのスーパーセット)
    • など。。。多数 (メモが全部とれなかったです。。。)
  • Designed with CSS 2.1 spec in hand
    • CSS 2.1 への準拠、、、はもう聞き飽きた?感じですが、会場からは拍手あり。
  • Deprecation of hasLayout
    • これも Chris が言っていたことですね。 IE8 Standard モードでは hasLayout システムを CSS Layout パフォーマンスの向上と、それに起因するさまざまな問題の解決のために、削除しました。

ここで、Acid2 の DEMO のはずでしたが、たしか飛ばしたと思います。
Acid2 を Path させるのはユーザーにとって大きなメリットには映らないが、IE8 が Full CSS2.1 をサポートすることに対して、Interoperability (なんて訳すとしっくりくるか、考え中。。。ブラウザ間の相互運用性?) と Web 標準サポートに対してコミットすることになることが大きいようです。

CSS Compliance へのチャレンジ

CSS2.1 Compliance に Path するというのは、Test Suite もないし (W3C に提案中) 、スペックにもあいまいなところがあるため、あまりクリアでない。
原則に則ることが、すなわち Interoperability につながるため、W3C にあるスペックのあいまいなところは、Working Group から明確にしてもらったりしました。(このあたりは、私も直接 IE Team に質問していることがあるので、明確になったら、もうちょっと話ができると思います。)

IE8 モードの DEMO

Generated Content、Counters、Outline、New ‘display’ values、Box-sizing、Vertical Text、Fixed border collapsing issue、Fixed ‘text-align’ issue などさらっと見せていました。(でも、Web 標準フィードバックフォーラム For IE8 で日本の Developer さんらとすでに確認していたので、あまり目新しく感じませんでした。)

次に、Compatibility (互換性) と Innovation について、Microsoft が IE8 を出すために苦しんでいるところ?を説明してました。(ここも意外とさらっと流してた。)
また、既存のサイトもレンダリングモードの変更によってきちんと動作しますよ、というところを再確認。
(Layout エンジンは、Quirks: IE5、IE7 Standards, IE8 Standards モードを提供します。。。)

いろいろ、名前が飛び交ってますが、モードやバージョンについては、別途分かりやすく絵を入れて説明します。
前々回に書いたと思いますが、基本的に DOCTYPE を見て、Quirk モードか Standard モードかを判断することになるのは、IE7 から変わっていなくて、換わったのは、Standard モードと判断した際にデフォルトでは、もっとも Web 標準に準拠した Layout エンジンを持つ IE8 Standard モードで動作するということです。逆に IE7 Standard モードで動作させたい場合は、 タグを入れるか、HTTP ヘッダーにその記述を入れるか、「Emulate IE7」 ボタンを使うかのいずれか、ということです。

この後、Versioning Targeting の DEMO があり、Developer Tools での変更方法などを紹介して、終了です。

セッション終了後、Speaker の Scott Dickens に、IEAK で配布用の IE8 を作成するときに、デフォルトのモードを自由に変更できるようにして欲しい、と話をしたら、ぜひ、ディスカッションしようということになったので、戻ったら彼にメールして話し合っていきたいと思います。

さて、続きは日本に帰ったら、最終日 3日目の最後のセッションについてまとめたものを報告します。
この 3日目のセッションで聞いたことが反映されていれば、フォームに入力した内容が消えることもなかったのかな?とか思ってしまいます。

では、シャトルバスでラスベガス空港にこれから向かいます。

五寳

[Update: フリーズしたと書いてしまいましたが、Post 時にホテルの回線が混んでいたか断線していたかで、フォームに入力した内容をすべてなくしてしまったという意味だったので、書き直しました。。。]

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
投稿日時 : 2008年3月9日 0:09

トラックバックは下記のURLにpingを送信してください。
TrackBack URL: http://www.exconn.net/Blogs/windows/services/trackbacks/23648.aspx

コメントを追加

# IE8の(未実装な?)新しい機能…? 2008/03/09 0:46 たまご日記。
ウィンドウズ開発統括部ブログのこの記事より。Mix08に参加していた五寳氏の記事ですが、一度PCがフリーズして書きかけの記事が消えたとのことで。#ままあることなのであまり笑えませ...

コメント

タイトル:
名前:
Url:
コメント: