こんにちは。五寳です。
先週 21 日からパシフィコ横浜で Tech・Ed 2007 が開催されていました。Windows 開発統括部からも、"Windows Vista : JIS2004 と Unicode" のセッションを阿南さんが、"Windows Vista および Windows Server 2008: ユーザー アカウント制御とアプリケーションの互換性" のセッションを林さんが、スピーカーとして登壇しました。
以下、お二人からのセッションにおける、感想・コメントになります!

阿南さん:「マイクロソフトの技術解説のなかでも日本語処理の話はむしろ当たり前すぎて、かえってお話できるチャンスがありませんでした。今回、「情報化」を見据えた新しい時代の国語施策や法務省の法令、それらに整合した技術標準の策定という近年にない大きな動きがありましたが、これをきっかけにマイクロソフトの日本語に対する取り組みや言語の取り扱いを可能にする技術的背景について少しでも参加者と共有できたのであれば幸いです。」

林さん:「今回私のセッションでは、新製品や新機能を紹介する他のセッションとは異なり、Windows Vista から導入されている機能群を特定のテーマ「プログラムのアクセス制御」という切り口で説明しました。使っている言語やテクノロジに関係なく、ほとんどのアプリケーションの動作に影響のある機能だったため、できるだけ多くの方に聞いてもらいたいという想いを持って臨んだセッションだったのですが、実際に多くの方にご参加いただけたようで、貴重なお時間をいただき大変感謝しております。特に、現場で実際に対応作業を行っている方々に多くご参加いただいた印象で、セッション後の質疑応答でも、かなりリアルで濃い内容の質問をお寄せいただきました。イベント自体は終わってしまいましたが、今後は DVD や Web などを通じてこのセッションの内容を公開し、引き続き互換性の高いアプリケーション開発のお役に立てればと思っています。」
私は IE を担当していることもあり、阿南さんのセッションでは、エンコーディングの問題として、Shift-JIS や EUC-JP では JIS 2004 を完全には利用できない (第1・第2 水準のみ対応しており、第3・4 水準漢字を含めた Unicode で利用できる多くの漢字が利用できない) ということに、危機感を持っており、今後 JIS2004 がスタンダードとして定着した時、Web における表現でそれが正しく表現できないことは、やはり問題だと感じました。
また、林さんのセッションでは、私も IE 7 のセミナーをしていましたが、保護モードの説明ではいつも歯がゆい思いをしていました。(OS におけるアクセス制御メカニズムを理解していただいた上で、本来 IE7 の保護モードについて説明したいのだが、IE のセミナーではそこまで時間がとれないのです。。。)、今度からは、このセッションをまず見てください、と説明しようかな?と思いました。US のセミナーでもこれほどわかりやすく IE の保護モードと Windows のセキュリティ制御について説明しているセッションは他にないと思います。
3日目は、Peer Talk Lunch という、TechEd に参加されている方々と Microsoft 社員が直接話をして交流を深めるというイベントに参加しました。
場所が、製品やカテゴリに分かれるため、我々 Windows 開発統括部のメンバーもそれぞれ分かれてスタンバイしていました。
今年も多くの方々からいろんな話を聞かせていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。(何人かの方々の質問に対して、その場で即答できなくて、宿題とさせていただいたものがありますが、なるべく早いうちに回答させていただきます!)また、時間が限られているイベントであったため、質問しきれなかったり、お目当てのエンジニアと話ができなかった方もいらっしゃいました。我々 Windows 開発統括部のメンバーは今後もできる限り、こういった直接お話ができるようなイベントに参加したいと思いますので、次の機会にまたお会いできればと思います。
