対象: "Atlas" March 2006 CTP
こんにちは。エバンジェリスト近藤です。
先日の投稿でお話しましたが、今ラスベガスでmix 06 というイベントが行われています。
私も参加しており、お伝えしたいことが山ほどありますが、まずは、私の探求分野である "Atlas" に関してお伝えします。
mix 06 に合わせて最新CTP (March 2006 CTP) がリリースされましたが、Keynote で "Atlas" のGO LIVE ライセンス付与が発表されました。
これによって、"Atlas" がより現実的になりました。
今回リリースされたMarch 2006 CTP は、あらゆる点において、大幅な改善が行われています。
以下にいくつか大きなポイントを取りあげます。
情報の増加
Atlas のサンプルが数多く提供され、QuickStart の解説が充実しました。
"Atlas" のコミュニティサイトもリニューアルされていますので再度チェックしてみてください。
今後この中からいくつか抽出して解説していきたいと思います。
Atlas ブリッジ ファイルの登場
今回のCTP から新しいファイル形式が追加されました。
それは、Atlas ブリッジ ファイル と呼ばれるもので、拡張子は.asbx となります。
Atlas ブリッジ ファイルは、外部のWeb サービスと連携するためのもので、これによって、いわゆる "マッシュアップ" を実現することができます。
Atlas のセットアップ時にインストーラによってIIS に拡張子が登録されます。
クライアント ランタイム スクリプトの生成
以前の投稿で、クライアント フレームワークの構成がJavaScript から構成されていることを解説しました。
しかし、新しいCTP では、クライアント フレームワークをソリューション エクスプローラから直接見ることができません。

では、どうなったかというと、WebResource.axd (AssemblyResourceLoader HTTP ハンドラ) によってクライアント スクリプトが動的に生成されるようになりました。
実際には内部的に以下の処理が行われていると思われます。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vs05/aspnet/webresource.asp
// Blog も更新しなくてはならないですね。
実体となるテンプレートは、
の下にインストールされますので、実際のJavaScript ファイルをご覧いただくことができます。
ちなみに今回のCTP では以下のJavaScript ファイルが含まれています。
-
Atlas.js
クライアントサイド コンポーネント/コントロールなどのクライアント フレームワークのほぼすべての機能が提供されます。
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AtlasRuntime.js
コンポーネントやコントロールを持たず、コア機能のみ提供されます。ScriptManager コントロールのEnableScriptComponents プロパティをfalse にすることで、AtlasRuntime.js を利用することができます。
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AtlasFX.js
Atlas.js の機能 - AtlasRuntime.js の機能。ガジェットをホストする際に利用されます。
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AtlasCompat.js / AtlasCompat2.js
ブラウザ互換機能が提供されます。
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AtlasUIDragDrop.js
ドラッグ アンド ドロップ操作を制御するための機能が提供されます。
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AtlasUIGlitz.js
エフェクト(透明化など) やアニメーションを付加するための機能が提供されます。
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AtlasUIMap.js
MSN Virtual Earth のサービスを利用するための機能が提供されます。
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AtlasWebParts.js
Web パーツを実現するための機能が提供されます。
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GadgetRuntime.js
ガジェットを制御するためのコード。実際にはMicrosoft またはMSN によって利用されるものとのこと。
Atlas Web サーバー コントロールの増加
Atlas サーバーフレームワークの実体 (Microsoft.Web.Atlas.dll) をツールボックスに追加して、どのようなAtlas Web サーバー コントロールから構成されているかみたいと思います。
- AutoCompleteExtender
- DragOverlayExtender
- InitailData
- ProfileScriptService
- TimerControl
- Gadget
- WebPartManager
- WebPartZone
- ScriptManagerProxy
- UpdatePanel
- ScriptManager
- UpdateProgress
以前のビルドにもあったもの、今回新しく追加されたもの、どこかで見たようなもの... と色々と追加されています。
詳細については次回以降で詳しく取り上げていきたいと思います。
mix 06 はまだまだ続きます。
mix 06 のテーマである、mix the next web now. の通り、まさに次世代Web の進化を目の当たりにしているところです。
"Atlas" 以外のテーマもお伝えしていければと思います。
それでは。
新しいASP.NET の世界をお楽しみください。
Kazuhiko Kondo (kkondo)