小野寺です。
月例のリリースの内容は、事前の通知どおり新規 3 件 (緊急 1 件、重要 1 件、警告 1 件)、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」となっております。これに加えて、再リリース 2 件、セキュリティ アドバイザリ 2 件 を同時に公開しています。
新規公開のセキュリティ情報については、特別な注意事項は無い、Microsoft Update (WSUS)、MBSA 2.0 などのツールで特に問題なく展開・検出可能です。
再リリースに関しては、以下の 2 件になります。
MS06-040: KB 924054 の現象に対処するために、Windows Server 2003 SP1 (すべて)と Windows XP SP1 (x64) の更新プログラムを再リリース
MS06-042: 新たに CVE-2006-3873 に対処するために Internet Explorer 6 Service Pack 1, Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 および Windows Server 2003用の Internet Explorer 6 (x64 以外) の更新プログラムを再リリース
セキュリティアドバイザリは、以下の 2 件になります。
925143: Adobe セキュリティ速報: APSB06-11: Flash Player の脆弱性を解決するアップデート
詳細は、Adobe セキュリティ速報 APSB06-11をご覧いただくとして、 Flash Player 8.0.24.0 以前のバージョンに脆弱性が発見されたことをお知らせすると共に、最新版の Flash Player を Adobe のサイトから入手することを推奨するものです。 (追加インストールを選択しなくても、脆弱性には対処可能です。)
この Flash Player の脆弱性に対処するための Microsoft からの更新プログラムは、Windows と共に出荷されたバージョンに対して公開を予定していますが、公開時期については現在お伝えできる情報はありません。Microsoft からの更新の公開を待たずに、速やかに最新版に切り替えていただくことをお勧めします。
922582: Windows 用の更新プログラム
このアドバイザリは、 Minifilter と呼ばれる少々特殊なドライバが導入されている場合に、WU 等でエラーとなる場合がある事と共に、その更新プログラムが今回のセキュリティ更新と同時に配信されている事をお知らせするものです。
このアドバイザリ自体は、直接セキュリティと関与しませんが、セキュリティ更新プログラムの配布システムにも影響を与えるため アドバイザリとして取り上げています。 OS 単体で影響を受けるのは Windows Server 2003 R2 のみで、他のプラットフォームについては、何らかの追加のドライバ (Minifilter) を導入した場合にのみ影響を受けますが、影響を受ける前に適用しておいた方が良いでしょう。