小野寺です。
月例のリリースの内容は、事前の通知どおり新規 7 件 (緊急 5 件、重要 2 件)、 「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」となっております。
まず、重要の2件 (MS06-033, MS06-034) は、どちらも Web サーバー (IIS) を動作させている環境に影響がありますので、IIS を動作させていない環境に対しては、更新の適用時期を検討することができるかもしれません。ただし、MS06-033 (ASP.NET) は、.NET Framework に対する更新ですので、IIS のインストールの有無に関係なく、.NET Framework 2.0 がインストールされている環境に配信されます。
次に、緊急の5件 (MS06-035, MS06-036, MS06-037 - MS06-039) ですが、MS06-035 と MS06-036 が Windows、MS06-037 ~ MS06-039 が、Office 製品向けの更新となっています。
特に、Office のバージョンが混在している環境では、頭を抱えている管理者の方がいるのではないかとおもいますが、そういう方は、http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-jul.mspx の「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード先」を見ていただくと、製品、バージョン別に展開するべき更新をある程度容易に判別できるのではないかと思います。
MS06-037 (Excel) については、セキュリティ アドバイザリ 921365 として公開していた脆弱性にも対処しています。
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」に関しては、今月対応した新種のほかに、Antinny 関連の亜種 12 種に追加対応しています。