コミュニティチームの沼口です。
私がハタチになったわけではなく、マイクロソフト株式会社が先週の2月17日で創立20周年を迎えたのでした。(ちなみに私はもうすぐその倍ですが、、、)
1986年の2月17日に18人の社員によりマイクロソフト株式会社(通称、MSKK)がスタート。このとき米国外で最初のマイクロソフトの子会社であったそうです。そのころの話は元MSKK社長、最高技術顧問、本社副社長の古川さんのブログでもいくつか紹介されていますね。私が始めてマイクロソフトのソフトウェアを使った My first Microsoft はDOSで動くマルチプランでした。(ちなみにマルチプランでグラフを作るマルチチャートは日本で作った、、、と古川さんが言っていたのを思い出します)
昔の話はほぼ「伝説」のようにしか聞いていないので、そのあたりは MSN Spaces の古川さんのブログなどを参照してほしいのですが、上述の「世界で最初の子会社が日本法人」に代表されるように、マイクロソフトと日本の関係というのは(私自身も中にはいってはじめて知ったのですが)かなり深いものがあったようです。
Basic の機能拡張についても、当時の日本からのフィードバックがものすごく採用されていたり、MSDN ライブラリにおける英語以外のドキュメントの作成(つまり翻訳)について当時の日本の社員が直接ビル・ゲイツにメールを出して直訴したり(そのおかげで日本語のドキュメントが用意されることになった。その社員は今でも第一線で活躍中)、NT3.51 や Windows 95 で多くの日本の社員が米国本社に出向して開発に携わったり、、、いわゆる「売り」以外のところでも多くの日本法人の社員がかかわってきた、、、と聞いています。
とは言え、そこは米国本社の企業であることに否めなく、まだまだ日本のお客様にとっては「うーん、使いづらい、、、」という点が多々あります。会社も大きくなり、昔のように良くも悪くも「優秀な社員による個人プレー」で動くようなことは少なくなってきています。
そんな中で Microsoft MVP アワードや、コミュニティ支援施策といった「生のお客様の声」は、日本からの要望をあげる重要な支柱のひとつになってきています。まだまだ試行錯誤な状況ですし、時間がかかることなのですが、過去日本からの要望が反映されたように、そのプロセスは違えど、このような仕組みを通して MSKK の社員がお客様の声を本社に届け、製品に反映させる、、、こんなお手伝いができれば、と思うのでした。
ちなみに昨年MSKKの社長に就任したダレン・ヒューストンは、この MSKK設立20周年という節目を迎えるにあたり、以下の発表をしています。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/plan_j/default.aspx
先週、20周年のメールをダレンが社内に流したところ、ビル・ゲイツからも直接お祝いのメールが社員に流れました。彼はその中でこう書いていました(部分的、かつ意訳なので、、、その点はお許しを)
「(前略)当時を振り返ると、1年に2~3回は日本に行っていて、そのたびに山手線でアキバにいってショップを回っていたよ。そこにはいつも驚かされる技術がたくさんあって、いつも日本の新しいものを聞くとわくわくしたね。日本は私にとって非常に特別な場所で、そこで一緒に働いている社員も特別なんだ。」(注:最後の一文は過去形ではないのが泣かせます。I will always have a special place in my heart for Japan and for all the people I have worked with there over the years... ですから)