コミュニティチームの沼口です。
仕事始めは5日から、、、になりますが、昨年と変わらぬご愛顧のほど、今年もよろしくお願いいたします。
昨年は VS2005/SQL2005 といった比較的コミュニティ、ユーザーグループが活発な製品の発表・出荷がありました。今年はご存知のように Windows Vista や Office 12 といった製品が発表・出荷予定になっております。これら新製品にコミュニティやユーザー/お客様との連携機能がどう組み込まれていくか、ということが私も興味深いところです。
最近のマイクロソフト製品の動向としては、コミュニティ、ユーザー(グループ)との連携をどのように製品に組み込むか*1、という点でさまざまな取り組みが行われています。社内では「(コミュニティとの)プロダクトインテグレーション」と呼ばれるものですが、これは「集合知」や「暗黙知」の活用、共有の仕方を模索しているともいえるでしょうね。(模索している、、、がゆえに、さまざまなツールが少々乱立気味ではあります。)
7年ほど前に、コミュニティやネットニュース(いえば、掲示板のようなツール)の活用をプロダクトサポート部門が検討し、一部そのような発表した時にいただいたご意見で「マイクロソフトは製品サポートをユーザーに肩代わりさせるのか?」「正式回答はだれが責任をもってするのか」というものが社外のみならず社内でも多く見られました。見た目にはどうしてもマイクロソフトがサポートコスト削減のためにコミュニティを担いでいる、、、と映ってしまうような状況だったんでしょうね。もちろん、今でもそういう意見をいただくこともあります。
しかし、現在では、コミュニティのパワーや集合知はマイクロソフトのサポートと同種類のものではなく、まったく別のものとして認識されつつあるのではないでしょうか。単純にQ/Aというやりとりであれば、確かにマイクロソフトのサポートと同じ範疇のものかもしれませんが、そこから派生したさまざまな知識の広がり、新たな知的活動の創出、人的ネットワーク、、、これはマイクロソフトのサポートではなかなか提供できないものでしょう。
コミュニティを支援する、という私の部門の立場からすれば、上述のような場の提供、もしくはその場が作りやすい環境を支援する、、、などがますます重要な施策となるでしょうね。MVP プログラムや INETA の継続した強化、改善はもちろんのこと、このような「場」の提供と、支援施策については、多くの部門と協業しながら皆様に提供していきたいところですし、すでにさまざまな準備をしています。2006年はこれらの新しい施策や改善が皆様に受け入れられるようにしていきたいと思います。
修正
2006/1/5 *1 ) と連携させるか -> に組み込むか