コミュニティエンゲージメント推進部 Blog

マイクロソフトのコミュニティプログラムを担当している部署です。

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12月 2005 Entries


コミュニティチームの沼口です。本当に寒い日が続いていますよね。

さて、マイクロソフトという会社の会計年度というものは7月から始まります、、、と以前紹介したことがあります。つまりこの12月をもって「前期」が終わることになります。この期のちょうど途中で Mid-Year Review とよばれる業績評価・報告会を本社役員に対して行い、今期の方針およびこの半期にやってきたことが正しいのか、悪いところ、うまくいっていないところがあれば、後期にどのようにして挽回するのか、、、ということが話し合われます。この中でよく Feedback to Corp. と呼ぶ欄があり、本社に対してリクエストを行う機会があります。

私たち日本に住んでいる人たちにとっては、製品やサービスに対する要望があった場合は「あそこが使いづらい」「ここがおかしい」「ここが駄目だ!」という一種否定的な形でフィードバックを返す、受け取ることに慣れている、、、といってもおかしくないですよね。ところが欧米の人はかなり違和感を覚えるみたいです。

もともと「褒められて育つ」という文化・教育の中にいたせいだとは思うのですが、日本からの要望を「そのまま直訳」すると、かなり彼らにとっては厳しいものになり、場合によってはそのおかげで数名のクビが、、、なんてことも冗談じゃないほど、社内で様々なメールが飛び交います。彼ら・彼女らにとってはすでにそれは「フィードバック」や「リクエスト」、「リクワイアメント」といった要望の類ではなく、「批判」としてしか受け取られかねない状況にもなりかねません。

MVP さんをご招待しての本社役員とのラウンドテーブルを開くときがありますが、私は上記の経験から皆さんへ「1つ要求・要望を伝えたい場合は、その前に2つ、3つ良いところをあげて、最後にその1つの要望がかなえられたら、さらにすばらしいものになるんだ!」と言うことをアドバイスします。これ、結構効くんですよ。一生懸命メモをとって、その要望についてさらに詳しいことを聞こうとします。なんとかそれをやってやろう、という気にさせているのですね。

そして同様に重要なのが「簡潔に、明確に」要望を伝える、ということです。日本の人は Thoughful (思慮に富む)だとよく言われます。ひとつの話の中にさまざまな要素を含んでしまいがちです。よって、どれが要望・問題なのかわからなくなるようです。

最初に結論めいた動詞をもってくる英語文法と比べると、日本語文法では最後の最後まで話を聞かないと、どんなことが言いたいのかわからない、、、なんてことをご経験された方も多いのでは?

ですので、その調子で「同時通訳」などを入れながら伝えようとすると、手に取るように先方が「イライラ」しだすのがわかったりします。。。まずは簡潔に要領を「タイトル」のように短く伝え、なぜならば、、、、というやり方なら日本語&同時通訳でもイライラしないようですね。(英語でも同じように関係代名詞を使いまくって、何を言いたいのかわからない、、、なんてこともありますので、本質的には言語に起因しないでしょうね)

満足できないものを出すのが元々悪い!ということはもちろん本質ですが、グローバルでコミュニケーションをするときは、「怒る」という方法よりも「敬意を表してその気にさせる」というほうが無難であり、かつ、実現度合いが高いようです。これは最近の日本にもあてはまるかもしれません。

もちろん、私たちマイクロソフトの社員は真摯にお客様からのご叱責を受け、製品・サービスなどを改善していくべきですが、ことグローバル企業や、もしくは欧米人と話をするときは「その気にさせる」というのがキーワードなことは確かです。

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


デベロッパー&プラットフォーム統括本部コミュニティエンゲージメント推進部(通称コミュニティチーム)の沼口です。
すでに日本の MSMVP さんのブログでも紹介されていますが、いくつかの製品について MSDN サブスクライバーのダウンロードサイトからの提供が停止される予定です。
対象となる製品は MSJVM (Microsoft Java 仮想マシン) を含む製品となっており、この変更は MSJVM を含む製品に関する全社的なポリシーに基づいて実施される、とのことです。対象製品は 2005年12月19日(月)から順次ダウンロードサイトより削除される予定で、2005年12月末(*1)までにすべての削除を完了するということです。

対象製品
Visual Studio 6.0
Windows 2000
Windows NT 4.0
その他 MSJVM を含む製品

製品部にてまだ正式なご案内のWebページ、レターが用意できておりませんので、そちらへのリンクは後日追記することになりますが、 (*2)
これは Microsoft Java Virtual Machine (MSJVM) サポート (http://www.microsoft.com/japan/java/default.mspx) にて告知している「現在、MSJVM を含んでいるマイクロソフト製品は、引き続き提供の終了、またはMSJVMを含まないバージョンへの置き換えを進めてまいります。」に従うものです。
期日が迫っているのでこのような形でのご案内になってしまったこと、また、ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。。。とのことです。

blogs.msdn.com の以下の blog がこの件について注意を喚起していました。
http://blogs.msdn.com/federaldev/archive/2005/12/07/501169.aspx


[12月15日追記 & 修正]

修正 (*1) : 12月31日(土) -> 12月末まで (製品により異なり、12月31日まですべての製品がリストにあることを保証するものではないため)
修正 (*2) : MSJVM を含む製品に関する全社的ポリシーに基づき行われるもので、別途の告知はございません。

追記
MSDN Subscription のプログラムマネージャの Seth Adams による本件に関する blog が以下になります。
http://blogs.msdn.com/msdnsubscriptions/archive/2005/11/18/494716.aspx
この中で Visual Basic 6.0 については 2006年6月30日まではダウンロード可能ですが、その後は MSJVM を含む製品の取り扱いに従い、ダウンロードのリストから消えることになります。

とはいえ、これまで MSDN Subscription をご購入されているお客様はお手持ちのメディアにこれら製品は含まれていますので、この告知 (本社社員による Blog) の目的は「ダウンロードのリストから製品が無くなっても驚かないでください」というものに近いと思います。ご理解いただきますようお願いいたします。

[ 以下はすべて英語版がベースです。日本語版が存在しないものも含まれています ]
- Application Center 2000
- Biz Talk Server 2000
- Commerce Server 2000 (& Resource Kit)
- Embedded Visual Tools 3.0 (2002 Edition)
- Exchange Server 5.5 & 2000
- ISA Server 2000
- MS Plus! 98
- FrontPage 2000 Server Extensions
- Handheld PC 2000 SDK
- Site Server 3
- Small Business Server 2000
- SNA Server 4.0 Service Pack 3 & Service Pack 4
- System Management Server 2
- Visual C++ (Alpha Systems)
- Visual FoxPro 6.0
- Visual SourceSafe 6.0c & 6.0d
- Visual Studio 6.0
- Windows CE Toolkit for Visual C++ 6.0
- Windows CD SDKs & DDKs
- Infrared Communications for Windows 95 DDK
- DCOM for Windows 95 v1.1
- Windows 98 (& DDK)
- Windows 2000 (&DDK)
- Windows ME
- Windows NT 4.0 (& DDK)
- System Stress for Windows NT 4.0 & Windows 2000 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。