コミュニティエンゲージメント推進部 Blog

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11月 2005 Entries


コミュニティチームの沼口です。
まずはお知らせです。今月活動を開始したVSUG (Visual Studio User Group) のオフラインセミナー(これも、普通の「セミナー」なのに不思議な表現ですね。オンラインセミナーと比較してこういう言い方なのですが)が 12月3日(土)にマイクロソフト(株)の新宿オフィス5階で開催されます。詳しくは以下の URL のページを参照していただきたいのですが、登録受付は明日30日(水)で締め切りになりますので、ご興味のある方は早速の登録をお願いしますね。

VSUG設立記念セミナー
http://vsug.jp/tabid/105/Default.aspx

残念ながら私は参加できないのですが、その理由は以下の勉強会に参加するため福岡のほうにいっているからです。こちらもいえば「オフラインコミュニティ」でしょうね。
http://www.hidebohz.com/Meeting/index.htm
NT-Committee2 とマイクロソフト(株)の間にはスポンサーのような関係は全くありません。ただし、今回の福岡勉強会の講師としてマイクロソフト社員が参加したり、先週行われた関東勉強会に社員が一般参加者として参加したり、、、というような「距離感」をもった形でお付き合いをさせていただいております。
VSUGにもいえるのですが、かならずしもマイクロソフトが関係するからといって、マイクロソフトの技術一色で染めなければならない、、、というステレオタイプな感覚では説明できないほど複雑化しているのが現状です。VSUGのスポンサーにオラクル殿が参加しているのが一例でしょう。また、NT-Committee2 も積極的にOSSやLinux に関する勉強会を実施しているようで、何が良くて、何が使いづらくて、ユーザー側としてどう付き合えばよいか、という情報、経験の共有をされていらっしゃいます。マイクロソフトの立場から言えば、そのような場で私たちが考える正しいと思う情報を提供したい、ということが参加の目的になりますね。ただし、それがかならずしもユーザーにとっては正しくない場合もあるわけで、そのようなフィードバックをもらいながら、さらに受け入れられるものを作っていければ、、、と思うのです。

さて、このような複雑化した状況、構造の中での、さまざな意見をもたれている方同士のディスカッションというのは顔を合わせていても難しいものです。ことオンラインコミュニティ、つまり掲示板やメーリングリストなどのコミュニケーションツールを通して行うディスカッションは「フレーム」になりやすいですよね。最近注目されているソーシャルネットワークはある意味初めから「同じ意見をもつ人たち」とのネットワーク構成が主になりがちなので、その時点で「意見の異なる人」とのコミュニケーションを促進するのはちょっと難しいように思えます。

その意味で、その場の雰囲気や、相手の対応・表情などを見ながら会話できる「オフライン」の場は非常に重要だと思います。半2重なコミュニケーション(つまり、言いたいことを全部言い放って、その後で「どうぞ」といって相手の話をきくトランシーバーのようなスタイル)はどうしてもリアルタイムで相手の表情・感情、その場に参加している(つまりスレッドを見てる)他の人たちがかもし出す雰囲気を察知できづらいという点からも、オフラインとオンライン活動のバランスをもったコミュニティ活動というのが結果的に良い人的ネットワーク、コミュニケーション作りに欠かせないように感じています。(まぁ、このオフライン(=リアル)の世界だけとってみても問題になってしまう人はいるわけですから、コミュニケーションというのはそんなに簡単なものではない、と自戒するわけです)

さて、NT-Committee2 の福岡勉強会参加は今年で3年目になりました。この時にしかお会いできない方々も多くいらっしゃるので本当に楽しみにしています。そう、いつも福岡でいただくモツ鍋も、、、ね。

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


先週の余韻がまだ残りつつ、今週を迎えたコミュニティチームの沼口です。
弊社北川の Blog でも紹介され、私のチームブログでも紹介し、先週の17日に本格稼動しはじめた VSUG (Visual Studio User Group) ですが、快調なすべりだしのようです。
開発者の方々はやはり「個人の力量」というものが結果を左右することが多いので、オープンソースなどの世界でも同様のように、より多くの方々とのコミュニケーションをとりながら、情報の収集、経験の蓄積、技術の向上を目指される方が多いですね。
日本には VSUG のようなスポンサーがついたコミュニティもありますが、そうではない独自の「小粒でもピリリと辛い(んー、美味しいのほうがよいかな)コミュニティも多々あります。それら開発者向けのコミュニティ/ ユーザーグループの連合が INETA (International .NET Association) Japan になります。

INETA Japan と VSUG 、どちらもマイクロソフト株式会社がスポンサーとなり関係していますが、両者には大きな違いがあります。INETA Japan はそこに加盟しているコミュニティやユーザーグループの活動を支援するための団体であり、VSUG はそれ自体がユーザーグループであり、コミュニティである、という点です。ですので、VSUG も INETA Japan のメンバーとして登録されているわけです。コミュニティ / ユーザーグループを作って運営していきたい!という方は INETA へ、コミュニティに参加して多くの仲間とワイワイやりたい、情報交換したい、活躍したい、という方は VSUG へ、という形で覚えてもらうといいかもしれません。(反面、VSUGに参加しても、そのうちリーダーになっていく、、、というのはありますよね!)
内部事情でいうならば、どちらもマイクロソフト株式会社が支援しているとはいえ、担当している部門が若干違ったりします。ちなみに、私の部門である「コミュニティエンゲージメント推進部」はコミュニティ、ユーザーグループ活動を自分でしたいと思われている方の(間接的な)支援( = INETA ) と、そこで顕著なご活躍されている方の認知、表彰と支援 ( = MVP ) の2本立てであり、VSUG への直接の支援は担当範囲外、、、と実はなっております。ですが、VSUG の担当はとなりの部門なので、密に情報交換をしております。

私はコミュニティリーダーになりたい方も、既存のコミュニティに参加してそこで活躍される方もどちらもすばらしいと思いますし、どちらも尊敬します。どちらの方もいないとコミュニティ / ユーザーグループはなりたちませんから。また、ユーザーグループの形態として、スポンサーの言いなりになるのは嫌といわれる方もいらっしゃいます。VSUG は確かにマイクロソフト株式会社がスポンサーとなっていますが、私も社内の関係者に言うのは「ユーザーグループ」と「業務委託」は全く別もので、「ユーザーグループ」はそこに参加されている皆さんの意思を尊重し、高いモチベーションを維持してもらわなければならない、と。その点で、例えモチベーションは同じであってもマイクロソフトの「意思」が優先されるようなことが多いのならば、それは「業務委託契約」として、きちんと業務委託パートナーと協業すべきだと説明しています。その意味からも開発ツールユーザーのための VSUG の場合は、プラチナスポンサーが大手の競合ソフトウェア会社であっても良いわけです。

先ほど私も VSUG に参加して、お祝いの投稿をさせていただきました。また、INETA Japan を通したコミュニティ活動支援もこれからどんどん強化すべく関連各位、リーダー各位と積極的にコミュニケーションをしています。お互いに良い結果、経験をすることができる仕組み作りに貢献したい、、、と先週一週間を通して感じたことでした。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


昨晩、キハチ銀座店で行われた VS2005/SQL2005 コミュニティ感謝パーティにご出席いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
最終的には弊社社員も含め、107名の方々にご参加いただき、ともに製品発表のお祝いをすることができました。
ジム・グレイ博士、ポール・ビック氏の挨拶、サイン入り写真のためのポラロイドガールズ(?)による写真撮影、そして特に貢献の高かった方たちへの表彰など、2時間あまりの本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

すべてのことが印象に残るすばらしいお祝いの会だったのですが、その中でも特に印象的だったのは、MVP for SQL Server かつ PASSJ でのベータサポートプログラムを牽引された松本崇博さんの表彰時のコメントでした。

ジム・グレイ博士はマイクロソフトに来られる前に DEC (Digital Equipment Corporation、最終的に Compaq/HP に吸収) でデータベースの研究・開発をされておりました。松本さんは、DEC の VAX/VMS のお仕事に従事されていたことがあり、その当時 DEC の先輩社員からは「DEC の Database が世の中で一番素晴らしい」と日々聞かされ、「DEC の Database を極めることこそがすべてを極めることに繋がる」と毎日のように聞かされていたそうです。松本さんの言葉を借りれば、その時は Microsoft SQL Server なぞには全く興味がなく、気にも留めていなかった、、、とのことです。

しかし、ジム・グレイ博士が Microsoft Research に移り、SQL Server 7.0 の開発に携わるようになったことから、次第に Microsoft SQL Server に興味を持ち始め、最終的には MVP for SQL Server として表彰されるほど、技術的に深く勉強され、そしてコミュニティでのSQL Server 活動に傾倒していった、とのことでした。松本さんは現在 有限会社エスキューエル・クオリティ にて、カンファレンスでの講師、テクニカルライター、コンサルタントとして、そして PASSJ の理事としてご活躍されていますが、ジム・グレイ博士が Microsoft SQL Server に関わったことで、彼の人生が変わった、SQL Server が変えた、というお話を披露されたのでした。さすがにジム・グレイ博士も、その話を通訳さんを通してお聞きになり、かなり感動されていたようでした。
そのジム・グレイ博士の会場でのスピーチも、、、本当に楽しかったですね。
ご本人曰く、「いや、本当にこんなに長い間 ベータをやるとは思わなかった、、、」で笑いをとり、「しかし、それにより本当にすばらしい製品を作り、出荷することができた!」、「皆様(ベータテスターとしてのフィードバック)のおかげで、SQL Server 2006 にならなくて済んだ!!」と会場の全員と大いに盛り上がったわけです。

まぁ、最後の私の挨拶でちょっとロレツが回っていなかったのはご愛嬌ということで。。。

p.s. 松本崇博さんと奥様の松本美穂さんは SQL Server 2005 READY STATION の編集局としてもご活躍されています。

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


コミュニティチームの沼口です。
ついに今日11月17日を向かえ、東京プリンスホテルパークタワーで the Microsoft Conference 2005 - VS2005/SQL2005/BizTalk2006 製品発表会が午前9時半より開催されています。
この記念すべき一週間は毎日関連することをブログで紹介しよう、と意気込んでいました。今日は、先日紹介したコミュニティ感謝パーティー出席後にその内容をブログにするかどうか非常に悩みました。しかし、、、アルコールが入った状態でのブログは危険(!!!)ですので、感謝パーティーの模様は明日のネタとし、本日は新しくなった SQL Server のページの紹介をさせてください。

SQL Server ホーム http://www.microsoft.com/japan/sql/default.mspx

Top ページは SQL Server 2005 のパッケージのイメージになり、SQL Server 2005 の製品概要、機能紹介、最新情報をご紹介しております。おすすめトピックの欄では、MVP for SQL Server であり、PASSJ の理事の河端さん、小川さんのインタビューが掲載されています。(記事自体は READY クローズアップ MVP が語る SQL Server 2005 シリーズ として、あと数回続く予定です)
第1回の河端さんの記事の写真はダラスでとられたものだと思います。今年、米国PASSカンファレンスとMVP for SQL Server の方だけの MVP Global Summit for SQL Server MVP が合同で行われました。他のMVPアワードの方々とは別行動(シアトル組と呼ばれてしまいましたが、、、)だった反面*、非常に有益かつ楽しいカンファレンスだったと伺っています。河端さんの非常にリラックスされたお顔からその雰囲気が伝わってきますね。
第2回の小川さんの記事は社内の人間がその技術的深さに唸るほどのすばらしい内容だと聞いています。この記事の中で小川さんが動的管理ビューについて語られていますが、実は、この話は 2002 年にビル・ゲイツが来日した際にホテルニューオータニで行われたコミュニティリーダーラウンドテーブルで、直接小川さんがビル・ゲイツに対して直訴した内容なのです。つまり、当時小川さんはビル・ゲイルに対して「Oracle と比べると SQL Server (2000) はブラックボックスだ。システムインテグレーターや開発者にとっては、詳細なチューニングができるかどうかが非常に重要*で、Microsoft にはそれがない。」と熱く語ったのです。私の記憶だと、ビルは「それはどういうことなんだ?」とさらに聞き返し、パートナーのビジネス、日本の状況等々を聞いて「理解した。現在も取り組んでいるが、そのエリアはさらに努力しよう」と約束してくれたのでした。

上記の話の一部は以下のURLから参照できます。小川さんがチューニングに関する要望をしているのがおわかりになられると思います。

http://www.microsoft.com/japan/communities/events/2003/billg/default.mspx

と、、、そろそろ会場に向かわなくてはならない時間になりました。
私にとってもVisual Studio 2005 そして SQL Server 2005 は上述のような多くの思い出がある印象深い製品になりました。
私自身また私たちコミュニティチームは製品担当部門ではありませんが、MVP の皆さんとともに多くの影響を開発時点で与えたことができたと思います。さぁ、今夜は MVP の皆さんと盛り上がろう!(って、飲んでしまうから、やはり今ブログを書いておいて正解ですね!)

[2005.11.18 修正] 半面->反面、需要 -> 重要

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


コミュニティチームの沼口です。いよいよ Visual Studio 2005 / SQL Server 2005 / BizTalk Server 2006 の製品発表会が明日に迫りました。いくつかのコミュニティ関連のイベントはすでに本日から開始されており、PASSJVSUG といったユーザーグループ代表者の方々とジム・グレイ、ポール・ビックとのラウンドテーブルが開催されています。(注:VSUG のHomePageは本日22時過ぎ時点ではまだ無いようなのでリンクは弊社広報発表ですが、、、お楽しみに!) VSUG のホームページが17日午前1:15分に公開されました。http://vsug.jp )

さらに明日の製品発表会関連ということで、コミュニティチームとして関連各部門のご協力の元に開催されるのが、VS2005/SQL2005 ローンチ記念 コミュニティ感謝パーティ になります。
完全招待制のプライベートパーティなので、製品発表会公式の Web サイトなどではご紹介しておりませんが、都内某所にて午後7時より午後9時までの予定で、上述のジム・グレイ、ポール・ビック、本社および日本のマイクロソフト社員、先日紹介した日本の開発部門の方から、これまでの製品開発に多大なご協力をいただいた MVP の皆様、INETA リーダーの皆様にお礼をする、という主旨で開催されます。さらに、その中でも特に多大な貢献をいただいた方々を表彰させていただく、というサプライズ(ここで書いてしまうとサプライズにならないか、、、)も用意させていただきました。

前回、前々回と Visual Studio ネタでしたが、SQL Server 2005 についてもベータ期間中にさまざまな活動が行われておりました。特に PASSJ が中心となって行われた「PASSJ SQL Server 2005 ベータ版サポートプログラム」は通常ベータ版のテクニカルサポートはマイクロソフトから一般に行われないという中で、ユーザーグループが積極的に情報を交換しながら、SQL Server 2005 ベータ使用者へのサポートをさまざまな形(ML, セミナー等)で行い、その中で発生した問題、バグなどをマイクロソフトにご報告いただく、という新しい形態にチャレンジしていただきました。この活動については以下をご参照ください。

http://www.sqlpassj.org/2005/default.aspx

あまりにプライベートな「コミュニティ感謝パーティー」なので、ここでこのブログをお読みの皆さんにご紹介。以下の写真のバッゲージ・タグをパーティ参加者の皆さんに明日会場で配布いたします。タグには Microsoft Visual Studio 2005, Microsoft SQL Server 2005 の2つの"2005 製品"が仲良く刻印されたものです。このグッツを持っている方は、この感謝パーティーに参加された、ということになりますね。

さて、いよいよ明日に迫った製品発表会ですが、一足早くMSDN Online の Microsoft Visual Studio Developer Center で Visual Develper カテゴリの MVP の皆様からの「Visual Studio 2005 への寄せ書き」がほんの数時間前に公開されました。ユーザーの視点から見た MVP の皆様の「熱いメッセージ」を是非ご覧ください。

さぁ!いよいよ明日です!

[修正・追加] Visual Studio User Group (VSUG) のHomePage URL 追加
[追加] ポール・ビックとのラウンドテーブル・レポートのリンク追加 by 片岡さん

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


コミュニティチームの沼口です。MVP と Visual Studio 2005、そしてそれを開発してきたマイクロソフトの人たちとの関係を振り返ってみたい思います。

MVP の間で Visual Studio 2005 (Whidbey) の話題が出始めたのは、2003年の11月4日のことでした。(本当はもっと前からだとは思いますが、、、)

MVP for ASP.NET の堀田さんが groups.msn.com (MSN のコミュニティ) 内にあったMVP 向けの掲示板に書き込んだのが最初でした。この時、12月に日本で開催される The Microsoft .NET Developers Conference 2003 で参加者に配布予定の Whidbey の評価版が事前に手に入るか?というものでした。
MSDN での申し込みも「数量限定」にて開始していましたが、発送は 12 月中旬予定である、、、ということを MVP for C# (当時は .NET) の青柳さんからもご指摘を頂き、MVP for ASP.NET の奥津さん (VSUG の発起人のひとりでもあります) から米国で行われた PDC のセッション・スライドが公開されている、という情報交換をされていました。この時期はまだまだ手作り感が多々ある MVP アワードプログラムで、きっちりと組織だった製品開発部門とのコネクションがあるわけではなく、どちらかといえば、MVP になられている方同士のつながり、コミュニケーションを元に、我々MVP チームが個人的な「ツテ」を使って社内情報を収集し、協力依頼をさせていただき、MVP の皆様にフィードバックする、というスタイル、プロセスが主でした。

そのほぼ2週間後の2003年11月16日に MVP Summit 2003 Japan がホテルニューオータニで行われました。日本に戻られる前の古川さんや、当時の社長のマイケルさん、米国本社開発部門そして日本のマイクロソフトの様々な部門の方々がプレゼンテーションを行い、最後に Microsoft Corp.のスティーブ・バルマー CEO が登場しました。当時のレポートは以下にて参照できます。

http://www.microsoft.com/japan/communities/events/mvpsummit2003/default.mspx

この Japan Summit を契機に、日本の Whidbey の開発部門 (ディベロッパー製品開発統括部) とのコラボレーションが本格的に開始されました。しかし、この時期は Whidbey より現行製品 (VS.NET 2003、およびそれ以前) の話題が多かったのです。実は開発部門は現行製品については本職ではなく、次期の製品についてのお仕事が本流なのですが、今考えるとこのような時期を通して、MVPの皆さんとの信頼関係を築いていったように思えます。それぞれの質問や Bug の報告に対して、できる範囲で最大の貢献を本当にしていただきました。

2003年12月9日-10日に行われた The Microsoft .NET Developers Conference 2003 では、.NET 開発責任者の David Treadwell とのラウンドテーブルという機会を作っていただき、その時に PDC 版の Whidbey CTP のMVPさまへの送付のお約束をしました。翌年 2004年2月21日に品川の東京カンファレンスセンターにて行われた MVP Open Day にも参加いただき、少人数にわけたディスカッショングループでのディスカッションに加わっていただきました。2004年4月に Visual Studio 2005 Community Technology Preview May 2004 を公開し、同年5月 MSN Groups からこちらの eXperts Connection (eXConn) にプライベートフォーラムを移行しはじめました。この年のゴールデンウィーク中に CTP を触っていただき、多くのフィードバックを eXConn 上にいただくことになりました。GW というのは集中して環境を設定し、テストするには良い期間ですので、2005年のGW前には ベータ2が配布されています。これらMVPの皆様からの CTP/ベータ への要望・質問に対して、日本の開発部門は内容を検証し、本社に報告し、そのフィードバックを返す、といことをこの eXConn 上で1年半以上にわたり行われています。

その後、TechEd といったイベントではほぼ必ずコミュニケーションをとっていただき、新機能の説明会・デモンストレーション、そしてフィードバックを受ける機会をMVP の皆さんに提供してきました。

日本語版の開発がほぼ終わりに近づいた今でもこのコミュニケーションは継続して行われており、開発部門が引き続きMVPさまを代表とするコミュニティの方々とコミュニケーションを維持し、よい製品を出荷したい、という意気込みの表れだといえるでしょう。

現在、このようなフィードバックの仕組みは、eXConn 上のプライベートディスカッションフォーラムに加え、MSDN Product Feedback Center というサイトがあり、そちらで要望 (Suggestion) とBug のレポートの受付を行い、開発部門からフィードバックを投稿する、という双方向のシステムが提供されています。これは一般に公開されており、誰でも投稿・閲覧が可能になってります。こちらの方でも多くの日本の MVP の皆様が投稿されています。また、このシステムは他人の投稿に Vote (投票) し、その重要性をつけることも可能です。皆様からの Vote の数と重要度の重み付けにより、その要望実現やBug 対応の優先順位に影響を及ぼすことができると思います。また、掲示板の機能も備えているので、コメントなども追記することが可能になっています。

米国だけでなく、このような取り組みが2年近く日本でも行われてきました。そして、ついに17日の製品発表会を経て、年内にVisual Studio 2005 が出荷されます。

手前味噌ではありますが、開発のみなさん、本当にご苦労さまでした。そして、この機会を通して多くの要望とフィードバック、そしてテストに時間を費やしていただいたMVP の皆さん、本当にありがとうございました。Visual Studio 2005 Supported By MVP ロゴはその感謝の表れだといえるでしょう。(それも日本だけ!)

[2005.11.16 リンク追加] 奥津さんのプロファイルへのリンク追加
[2005.11.16 修正] 意図しない ? を削除

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


コミュニティチームの沼口です。
今週の17日、ついに Visual Studio 2005, SQL Server 2005 そして BizTalk Server 2006 の製品発表会が行われます。MVP の皆さんには本当に長い間にわたりベータテストに協力していただき、多くのフィードバックをいただきました。このように大変なご協力をいただいた期間の中で、非常に印象深い経験をご紹介したいと思います。

それは昨年の Tech・Ed 2004 での出来事でした。この Tech・Ed では特に開発者コミュニティとの連携というものを当時のマイクロソフト株式会社代表執行役社長のマイケル・ローディングより基調講演で話させていただき、また、INETA Japan に参加している User Group や Community の代表の皆さんとともに INETA Events を開催しました。さらに、Microsoft MVP として Tech・Ed のセッション講師として登壇していただくことも、はじめてこの Tech・Ed で実現できました。(もちろん、MVP アワード受賞前からご活躍されていた方も多いのですが) なお、マイケル・ローディングの基調講演についてはインプレス殿の INTERNET Watch により、その内容を確認することができます。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/09/08/4552.html

このとき、INETA メンバーであり、ユーザーグループやオンラインコミュニティの代表の方々と、昼間のセッションが終わったあとで食事がてら飲みにいっていた(複数回、、、)のですが、そこで非常に感じ、そして強くご意見をいただいたのは「VB をどう思っているのか?VB に対してマイクロソフトは冷たくないのか?」というものでした。
実は、当時、弊社の中でも「VB ご利用、ご使用の開発者の皆さんへのこれまでのメッセージについて」という話題ではかなり議論が行われ、.NET のメッセージが引き起こした VB ユーザーへの誤解、VB6 からの製品機能のあまりの違いによる将来の不安、C# という新しい言語へのマイクロソフトのパワー、リソースの入れ方との比較、、、、などなど、VB 開発者の皆様がある意味「へそを曲げても仕方ない」という認識はかなりあり、非常に反省するべきことが多い、、、と考えておりました。
とはいえ、なかなか「これまでの私たちが悪うございました、、、」というようなキャンペーンをうつ訳もいかず、社内的にも悶々とした日々を送っていたわけです。

そのような社内状況かつ コミュニティが取り上げられている Tech・Ed 会場そばの居酒屋で、酔いも進み、皆さんとの談義に花が咲いたところで、ついに私、やってしまいました。

「VB の開発者の皆様、正直、これまでスマンかった。m(_ _)m」

現在 MSMVP for VB を受賞されている 杉下さん片岡さんはその時その席にいらっしゃいましたが、いや、私だけでなく、本当に多くの MS 社員はそう思っていたわけです。

ですので、今回のこの製品発表では Visual Basic を特に取り上げ、日本の製品発表会にはポール・ビック基調講演スピーカーの一人として呼び、さらに彼がどんなことをしてきたか、どんな人なのかを紹介するページを日本だけ特別に MSDN Online 上で展開し、翻訳されることのなかった Channel 9 のビデオに日本語のスクリプトを埋め込み、、、、と、正直、懺悔させていただいているわけです。

ポール・ビック特別サイト http://www.microsoft.com/japan/msdn/vbasic/community/paulvick/

ただし、懺悔だけでなく、今回発表される Visual Basic 2005 は、本当に皆様からのフィードバックを元に、使いやすい、取り組みやすい製品になっていると思います。また、Express に代表されるように、評価する、とりあえず使ってみよう、という方々にもお使いいただきやすい形での提供が実現しました。

こんな話が1年以上前にあったなぁ、、、という記憶がよみがえりますが、それもこうやって出荷ができるようになれば本当にすばらしい思い出です。17日まであと3日です。製品発表、そして生のポール・ピックをお楽しみに!

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


コミュニティチームの沼口です。(今回も長文ですみません、、、)

前回、「それは良かったのか、悪かったのか?」というお題で、数字の話をマイクロソフトの入社して学んだこと、、としてご紹介させていただきました。

同様にマイクロソフトに入社して驚いたことのひとつに「お客様満足度調査」をかなり頻繁に行い、その結果についてスティーブバルマーら本社のエグゼクティブからかなり厳しいレビューを受けていることを目の当たりにしたときは正直「え、マイクロソフトって、顧客満足を見ていたんだ、、、」と真剣に驚きました。

ええ、もちろん当時私が驚いたように、今でも「え?」と思われる方も多いかもしれませんが、社内の議論のかなりの時間を「お客様満足度調査」の結果分析、そして次の改善・活動計画に費やしているのは事実です。

私は 1997 年にマイクロソフト株式会社に入社したのですが、その当時、コーポレートサポート本部(企業向けテクニカルサポート部門)のビジネスマネージメントを担当することになりました。そのころの顧客満足は Customer Satisfaction という名称で、主にテクニカルサポート部隊(この時期は企業向け、コンシューマー向けの2つのサポート本部がありました)での重要な指標になっており、前回のブログでご紹介したとおり、満足度の数値についても、良いのか、悪いのか、悪いなら何が問題で、その問題を解決するためには何をすべきか、そのためのリソースはどんなものが必要で、何が障害になっているのか、、、ということを、ビジネスマネージメントチームは現場のサポート部隊と話し合いながらサービスの向上、お客様からの満足の獲得(いえ、お客様への満足の提供という言い方が正しいですが)を目指していました。

1997-2000 当時は「顧客満足」といえばサポート部門「だけ」の指標、、、という意識が全社的にあったのは否めませんが、2001 年から Customer & Partner Loyality という名称を使うようになり、お客様そしてパートナーの皆様がマイクロソフトに対してご満足いただいているかどうかが全社的な指標として採用されるに至りました。現在は Customer Partner Experience (CPE) という名称を使っていますが、いずれもお客様そしてパートナーの皆様にすばらしい満足(経験)をどう提供するか、ということを部門を横断しての全社目標として、さまざまな活動が行われています。

上記の仕事にかかわるうちに気がついたことなのですが、こと外資系においては「数字の意味するもの」というのはすべてであり、それによって多くの投資や、場合によっては中止が決定される、ということでした。例えば 「総合満足」または「全体への満足」への考え方なのですが、私たち日本で生活している者の考えとしては総合満足は各設問の「積み上げ」での換算をすると思います。よって、いくつかの設問がある中で「全体への満足」というものは、他の設問の数値よりも高くなることはない、となりがちです。また、叱咤激励の意味で「ここで良い点数をあげると努力しなくなるかもしれないので、がんばれの意味をこめて点数を辛めにしました」というコメントをいただくこともあります。

この数年間の社内の業績評価・報告会を通して、「全体への満足」「総合満足」というものは、そのプログラムやサービスそのものの「存在価値・お客様からの期待値」を聞いているに等しい、ということに気がつくまで結構な時間がかかりました。本社エグゼクティブの感覚では個々の設問で厳しいご意見をいただいたとしても、それはすばらしいフィードバックであり、それを徹底的に改善していく、というのが我々の使命である、というものでした。逆をいえば、総合満足、全体への満足が低い場合の判断は、そのサービスや活動を継続する価値なし、お客様はそのサービスを望んでいない、という判断をされる場合があることでした。

例として、20%の方が満足で、残り 80% の方が不満と思われているサービスがあり、そのサービスの対象となるお客様の数が100万人いたとした場合、今でもはっきり覚えているエグゼクティブの言葉が「年間 80万人の不満なお客様を作るくらいなら、そのサービスは止めたほうがいい!」と明確に言われたことでした。そこで「いえいえ、これは叱咤激励の意味を含めて、日本のお客様は辛い点数をつけるんですよ」「多くのお客様はこのサービスを継続して欲しいと思っていますよ」といっても、次にくる質問は「ではそれを客観的に証明できる数字はどこにあるのか?」となるわけです。

たしかに日本(とドイツ)は品質に対する評価レベルが他の国に比べて高い、ということは本社エグゼクティブも含めて周知の事実なのですが、その文化的背景の「説明責任」を負うのはかなり厳しい仕事になるわけです。この品質の話をすると、「品質に関する設問への評価が低いのはわかるが、総合満足度が低いのはなぜか?」となり、総合満足のドライバー(総合満足に大きな影響を与える設問)は何で、その関係は、、、、と、理論武装が必要になるわけです。

これは、たとえ総合満足で「良いご評価」をいただいても同じで、「何がドライバー」で、「どの部分が改善ポイントとして残っているか」を徹底的にレビューされるのです。しいて言うならば、良い評価から「下がった」時が本当の地獄だったりします、、、。

そして、実は、一番困るのは、各設問で「良くも無く、悪くも無く」というご評価ばかりになると「何を重点項目として行うのか」にメリハリがつかなくなることでした。

で、、、(というのが、パターン化してきましたが、、、)

現在、MVPアワード受賞の皆様には年に2回行われる MVP プログラムへの満足度調査が行われています。上述のようにこの調査結果が、これまでMVPチームが行ってきた活動に対するご評価となり、次の重点施策策定のための重要なデータ、内容となります。このアワードプログラムを継続して行う価値があるのか、あるとすればどの部分を徹底的に改善すべきか、これを皆様からいただくことで、施策の確定、予算の確保、、、とつながります。

MVP の皆様には、お忙しいところ大変恐縮ですが、是非この調査にご協力いただきたく、また、多くの皆様にはマイクロソフトはこのようにお客様のフィードバックを活用しているという点をちょっとだけ知っていただけるとうれしい限りです。

なお、、これも改善ポイントなのですが、調査の中でいくつか「わからない社内用語」「変な日本語」がこれまでもありました。もしそのようなものがありましたら、お気軽に担当のMVPリードもしくは私でも結構なのでお問い合わせいただけると幸いです。(この日本語の話もかなり長いネタになるので、いつかご紹介したいと思います)調査期間は今月の15日までです。よろしくお願いいたします。

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


デベロッパービジネス本部の北川のブログでも紹介されているように、米国サンフランシスコで Visual Studio 2005, SQL Server 2005, BizTalk Server 2006 の製品発表会が行われました。スティーブ・バルマーの Key Note を Live で見られた方もいらっしゃるようですが、ちょっと趣向を変えてこの発表会が行われている街のようすの写真を入手しましたのでご紹介いたします。PASSJ (Professional Association for SQL Server Japan) ?の小川さんからご提供いただきました。小川さん、ありがとうございます。


バス停から、会場の壁まで "Ready to Rock the Launch", "Ready to Rock the Enterprise...." やら "Ready to SCALE, Ready to...." と、エキサイティングな雰囲気が伝わってきますね。(このようなお祭り騒ぎができるのも米国ならでは、、、ですが)
ただし、このエキサイティング度合いは、別のところでも「勃発(?)」しているようで、、、、

かわいらしい Ready to Rock the LAUNCH (*1タクシーだなぁ、と思っていたら、なぞの一枚を発見。。。

黄色い2台の "Ready to Rock the LAUNCH" タクシーの間に白いタクシーが見えますが、なにやら屋根には "#1 On Windows" バージョン 10g... のデータベース製品の広告が、、、、。
いやはや、こうなると「一緒に盛り上げてくれてありがとう!」という気持ちになりますね。。。

さて、日本のイベントは11月17日に行われます。全体のトーンは日本のお客様のご要望に沿う形で変更されておりますが、スティーブ・バルマー、MSRテクニカルフェローのジム・グレイ、VBアーキテクトのポール・ビックも来日することになっています。そして、VS2005, SQL2005 の開発初期段階から数多くのフィードバックをいただいた MVP, INETA の方々への「感謝パーティー」も企画されています。11月17日をお楽しみに!

[修正] *1 LANCH -> LAUNCH

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


皆さん、こんにちは。
MVP プログラムの小島です。

いよいよ Visual Studio 2005 の製品発表会にもあたる?”the Microsoft Conference 2005”?イベント開催まで約 2 週間。

MVP プログラムの担当者として、Visual Studio 2005 については、沢山の MVP の皆さんとの思い出があります。
本当に長い時間をかけて MVP の皆さんとこの製品を育ててきたのではないかと思います。

Visual Studio 2005 Beta2 のフィードバックを受付けている “MSDN Product Feedback Center”?における MVP の皆さんの活躍は、参加されている方であれば誰しもご存知かと思いますが、ここでの活動はつい最近のこと。
実は、今より 2 年以上前から、MVP の皆さんによる本製品へのフィードバックの取り組みは始まっていました。

その長い年月をかけた MVP の皆さんのご支援と、そして、MVP の皆さんとご一緒に本製品へフィードバックくださっていたユーザーの皆さんへの思いをこめて、本製品を担当しているグループと下記のバナーを作成しました。

このバナーは、弊社北川のブログでも紹介されていますオリジナルの 「思い」 に、MVP の皆さんとユーザーの皆さんのこれまでのご支援に感謝する 「思い」 がプラスされて出来上がっています。

このバナーをみたら、MVP の皆さん、そして、ユーザーの皆さんがこの製品に関わって来たんだなぁと感じてくださると嬉しいです。

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