コミュニティチームの沼口です。(しばらくぶりで長文になってしまったことお詫びいたします、、、)
MVP Global Summit という大イベントが終わり、燃え尽き症候群のように Blog の更新が止まっておりました。大変申し訳ございません。
先日 QBR (Quaterly Business Review) と呼ばれる、四半期に一度行われる業績報告会を本社のコミュニティチームに行いました。(電話会議です) この3ヶ月間の活動を報告し、現在抱えている問題は何か、どれに対してどんなアクションをとるか、本社からのヘルプは必要なのか、ということを議論する場になります。
おおよそ、「何をやったか」「どういう結果がでた」ということを述べるのは容易いのですが、このような場では、それが「良かったのか」「悪かったのか」という点について証明しなくてはなりません。自分たちの実績をより効果的に、わかりやすく本社や上司に対して伝える「説明責任」が求められているわけです。
デベロッパービジネス本部の北川さんが Blog で書かれていますが、私もマイクロソフトから徹底的に学んだことは、「意味の持つ数字」を如何に見つけるか、あるいは「数字が持つ意味」を如何に理解するか、ということでした。
たとえば、「今回の Global Summit には70名のMVPさまが日本から参加しました」と言うと、必ず本社のレビューワー(まぁ、ほとんどは上司)は「それって、良いことなの?悪いことなの?」と聞き返します。つまり、70名という数字が「死んだ」状態になっているのです。
この70名という数字を「活かす」ためにはいくつかの方法があります。例としては、前回は40名だったが今回は70名で75%増加、日本には170名のMVPさまがいらっしゃるので、そのうち41%が参加、前回の参加率 33% (40/120) と比較した場合8ポイントアップ、このサミットに日本で費やしたお金は X円で、一人あたり Y円となり、それは予定通り、もしくは予定と比較して Z% お金をセーブすることができた、世界各国と比べると参加者数は第4位で、非英語圏でいえば1位だ、、、などです。
これらの説明を加えると、結果として70名参加した、ということが良かったのか、悪かったのか、レビューワーが判断できますし、私も「70名はすばらしい結果なのです、なぜならば、、、、」という意味づけが可能になるわけです。
ビジネスをやる上では至極当然のことなのですが、マイクロソフトはその部分を徹底してやる文化を持っていると思います。マイクロソフトに入社して学んだこと、感じたことです。
で、、、、
MVPチームではコミュニティでご活躍している人たちの実績を本社に報告し、最終的にMVPアワードを授与させていただくのですが、このとき、その実績を視覚化(つまり数値化)することが求められます。プライベートな時間を惜しみなくコミュニティ活動に費やしていらっしゃる方に、この手の「数値」「実績」をお聞きするのは非常に心苦しいのですが、アワードはそれらの情報を元に判断をしているため残念ながら避けては通れないものなのです。どうすばらしいかを証明しなくてはなりません。
その際、「私は XXX件の投稿をしました」というような情報をいただきます。実はこの「絶対値」の情報だけだと上述同様その数字が「活かされていない」わけで、担当のMVPリードはアワードのノミネーションの時に、その数字の「意味づけ」を必死にやっているのです。私たちはレビューワーではないですから「それってすごい事なんですか?」などという社内ビジネスレビューのような質問を直接するわけにはいきません。ですが、もし、そのような付加情報があれば、多くの皆さんのご活躍をより効果的に本社に伝え、より多くのコミュニティの方々にMVPアワードを差し上げることができると思います。
なお、この手の分析方法は多くの専門家、アナリストの方々の良書があるので、本来はそちらをご紹介、お読みいただきたいのですが、私が常々心がけているのは以下の3つで、それを基本として「意味のある数字」を探します。
1) トレンド・傾向
2) ポーション・全体からの割合もしくは他との比較
3) 予実 (予算、計画との比較)
よって、EXCEL が好きになるんですよね、、、マイクロソフト社員は、、、。